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在学生の声

在学生の声(現行の知能システム工学科)

OB・OG(卒業生、修了生)の声はページ下部にあります。

●学部生

Bコース在学生T君

この学科の魅力は、線形代数学や微積分、力学や電磁気学といった工学基礎はもちろんのこと、知的なメカシステムを構成するためのコンピュータ工学やメカトロニクスなどの幅広い専門分野を学べることです。幅広く専門分野を学ぶということで、各々に精通し、全体を見渡せる考え方を身に付けられます。今後の社会の変化に対応するためにも、ぜひ知能システム工学科で学び、有意義な学生生活を送って下さい。

Aコース在学生K君

本学科は「コンピュータとメカトロニクスの融合」を目標としており、そのために機械・電気・情報という工学の幅広い分野を学べるのが特色です。そのうえで、これらの工学分野それぞれの研究も行っており、多岐にわたる内容を学べます。

自分が興味ある学問・研究を発見・選択できるのがこの学科の強みだと考えます。また、本学は地元の企業・団体との連携を強化しており、なかでも工学部はその傾向が顕著です。そのため、学内外を問わず様々な方と接する機会も多く有意義な時間と刺激を得られる良い環境です。大学での4年間は案外早く過ぎてしまうので、入学前からやりたいことを具体的に考えておくといいと思います。

Aコース在学生Fさん

知能システム工学科はコンピュータとメカの融合をテーマとし、機械工学や情報工学などの幅広い分野を学べます。私は入学当初、情報工学に興味があったのですが様々な分野に触れることでたくさんのことに興味を持ち、視野が広がりました。

そして幅広い知識を得たことで、物事を違った視点から考えられるようになったと思います。Aコースの1年生は水戸キャンパスですが、2年生からは日立キャンパスに移ります。専門科目が増えて充実した講義を受けることができます。工学部だと部活やサークル・同好会は続けられるの?と心配な方も安心してください!キャンパスが移っても学業と両立している人はたくさんいます。私もそのうちの一人です。大学生になると自由な時間が多くなりますが、その時間を生かすも殺すも自分次第です。ぜひ知能システム工学科で充実した大学生活を送ってください。

Bコース在学生Tさん(社会人学生)

この学科の良いところは、幅広い分野を学べることです。私は工業高校の情報技術科を卒業して電子機器メーカで働いていますが、限られた専門分野の知識だけでは実務は勤まらないというのが実感です。そのため知能システム工学科のBコースに入学しました。自分に興味のある分野だけでなく、仕事や会社で必要とされている分野の基礎を学べるこの学科は、自分の可能性を大きく広げてくれると感じています。

Bコース在学生O君

本学科は「メカ×コンピュータ」をコンセプトにしているため、関連する分野を比較的幅広く学べます。なので、工学系の分野に興味はあるけれど、具体的に研究したい・学びたい分野が見つからない、という人にオススメです。本学科は良くいえば「なんでもできる」、悪くいえば「どっちつかずである」ですが、面倒見のいい先生が多くいるので、学ぶ意欲のある人は手厚くサポートを受けられます。また、講義は主に17:35からなので、朝に弱い人にもオススメです。

Aコース在学生K君

知能システム工学科では、2年次までにあらゆる工学の基礎となる科目を学び、自分が研究したいと思える分野を探しながら幅広い知識が得られます。また、3年次の学生実験を通して、それまで個別に学んできた電気や機械、情報など各工学分野の関係を確認でき、より深い理解につながります。私はこの学科で、さまざまな知識とその繋がりを学び、研究したいと思える分野を見つけることができました。今からこの学科を目指す皆さんにも、ぜひ興味のある分野を意識して探しながら、有意義で楽しい学生生活を送ってほしいと思います。

Aコース在学生Y君

私は学部4年生ですが、実は留年の経験があり大学生活は5年目です。留年の理由は、サークル活動とプライベートで国内外を問わず旅行にハマり、旅行のためのバイトに一生懸命だったために勉強時間を失くしたという、完全な自己認識の甘さによるものでした。しかし、そういった経験で出会った人やこんな生活を支えてくれた家族や茨城大学の先生方には感謝するとともに誇りにも思っています。そして、今回の就活を通して企業のナマの声を聞き、まずは人と人とのコミュニケーションが重要であることを再認識しました。

本学科のカリキュラムでは座学を基にした様々な科目でも、インプットだけでなく発表などアウトプットの機会も多く、こういったスキルを学べることは非常に重要であり魅力的だと思います。大学生活では人との出会いがたくさんあります。積極的に行動することで自分の新しい世界観や価値観を見出すチャンスです。ぜひ、知能システム工学科で、充実した学校生活を送ってください。そして、学習面ももちろんですがそれ以外にも学生生活でしか体験できない貴重な体験で人生に箔を付けてください。でも、留年にはくれぐれも注意してくださいね。

Bコース在学生A君

知能システム工学科では工学について幅広く学べます。その中で、でさまざまな分野から自分がどんなことが得意で、どんなことに興味があるかがわかります。入学当時の私は「とりあえず工学分野ならなんでもいい」と漠然と考えていましたが、知能システム工学科での授業を受けていく中で特に情報系分野に強く興味を持つようになりました。こんな風に、自分探しもできる学科だと思います。

Bコース在学生T君

この学科の良いところは情報・生産・機械など様々な分野の授業が受けられるところです。

さまざまな知識や技能が身につくので将来の選択肢も増えていきます。今、私は卒業研究で株価予測の研究を行っています。興味のある分野の研究ができとても充実した学生生活を送ることができています。

●修士課程学生

大学院修士課程在学生U君(就職内定先:三菱電機)

知能システム工学科の特長は、ハードウェアとソフトウェアの双方を学べること、そして、学生実験でグループでの開発を経験できることです。昨今、身の回りのさまざまな機械(ハードウェア)がソフトウェアによって知能を備え、相互につながることによって今までにない機能を実現するようになりました。こうした製品の開発に携わる際には、双方の知識を持っていることが大きな強みになります。また、製品開発は多くの人と関わりながら進めることが一般的なので、学生実験でのグループ活動も有意義な経験であったと思います。

私は今、歩行ロボットを研究して、とても充実した日々を送っています。大学での人との出会いを大切にしアクティブに行動することで、将来につながる「何か」を掴めることを私は今実感をもって学んでいます。

大学院修士課程在学生 I君(就職内定先:トヨタ自動車)

私たちの学科の良いところは、幅広い分野の知識を学ぶことができることです。ロボット工学がメインの学科と思われがちですが、材料系や情報系の講義もあり、様々な研究活動が行われています。私は大学の講義を通して、多くの『技術』と『人』によって支えられている自動車に興味を持ち、レーシングマシンを製作する学生フォーミュラ部に所属しました。部活動では摩耗によるトラブルが頻発し、トライボロジーの重要性を認識したことがきっかけで、現在は表面改質の研究に取り組んでいます。

知能システム工学科には、興味を持つ『きっかけ』を与えてくれる環境があり、それを『追及』できる研究室があります。ぜひ知能システム工学科で、やりたいこと・やってみたいことを見つけて、トコトン『追及』してください!

大学院修士課程在学生Hさん(就職内定先:日立オートモティブシステムズ)

機械・情報・電気といった幅広い分野を学ぶことができるのが知能システム工学科の最大の魅力で、幅広い分野を取り入れたカリキュラムを履修します。たくさんのことを学ぶので、その中から『楽しい』と思える学問に出会えるはずです。

しかしその反面、どうしても苦手な科目が存在してしまうのが現実です。でも大丈夫ですよ!知能システム工学科は少人数で構成されていて、みんな仲が良いのです。それぞれ教え合いながら勉強することができるのも学生生活の楽しみのひとつです。私は高校時代に将来の夢が見つからず、『機械と情報分野に少し興味がある』という理由で知能システム工学科に入学しました。しかし、学生生活の中でさまざまな分野に触れ、経験することで、『自分の適性』や『将来の夢・目標』をはっきりと自覚できました。

 

OBOGの声

機械工学専攻博士前期課程2005年度修了齋藤 喬さん
齋藤 喬さん
機械工学専攻
博士前期課程
2005年度修了

勤務先(企業名)

テルモ株式会社

海外経験

2015年よりTerumo Cardiovascular Group(アメリカ メリーランド州)に勤務

仕事のやりがい

だれかの助けになる医療機器開発という分野、ものづくりという職種そのものがやりがい

大学で学んだことで、社会で役立っていること

大学での研究のように、あるテーマに対し真剣に取り組み自分の成果として完結させるというプロセスは仕事でも同じ。まじめに取り組み投げ出さないという基本的なことが大切。

その他

自分の好きなことを見つけよう。好きなことには自然と興味もわくし、没頭できる、なによりその時間が楽しいはず!それを将来の自分の仕事に繋げることができたならとても幸せな人生になると思います。

OBOGの声

機械工学専攻博士前期課程2000年度修了 本橋 正充さん(本人写真右下)
本橋 正充さん
(本人写真右下)
機械工学専攻
博士前期課程
2000年度修了

勤務先(企業名)

株式会社 本田技術研究所
HRD Sakura F1パワーユニットテスト領域リーダー

海外経験

2015年よりTerumo Cardiovascular Group(アメリカ メリーランド州)に勤務

その他

F1用エンジンの性能・信頼性・耐久性のテスト,サーキット毎のセッティング,レース現場での技術サポートなどの仕事を取り纏める責任者をやっています.エンジン開発に携わるほか,イギリスを中心にF1レース開催各国を回っています.レース用エンジンの開発スピードは量産機種と比べて格段に早く,仕事の成果が直ぐに順位に反映されるのでプレッシャーがありますが,ライバルに勝ちたい,ファンの期待に応えたい気持ちで頑張っています.どんな領域の技術開発においても,大学で学んだことが基礎となり,社会で活躍するための強い武器になっています.世界の動向を見ていると,分野を飛び越えた知識や世界観がますます重要になっていると感じますが,社会人になってしまうとなかなかほかの分野を学ぶのは難しくなります.大学生のうちから,広い視野を持ち,さまざまな分野に興味を持ってほしいと思います.私のインタビュー記事がYouTubeにアップされていますのでそちらもご覧ください.

https://www.youtube.com/watch?v=IMDw614Z3ZA

OBOGの声

西村 健さん
機械工学専攻
博士前期課程
2009年度修了

勤務先(企業名)

原子力規制委員会 原子力規制庁
長官官房技術基盤グループ シビアアクシデント研究部門

海外経験

1年に4回程度5~10日程度の出張(主に欧州)

仕事のやりがい

私の主な業務は原子炉施設で重大事故が発生した場合に、どのような現象が発生する可能性があって、どのようなリスクが存在するか等について、研究を行うことです。

日本は、2011年の東日本大震災の際に、東京電力福島第一原子力発電所で重大事故を経験しました。起こるはずがないと考えられていた重大事故を経験したことにより、原子力の安全に対する考え方の転換点となったと思います。重大事故に対して注目が集まるようになり、国が定める規制基準では、新たに重大事故に対する規制要件が定められ、国が実施する審査によって電気事業者の重大事故対策を厳しく確認することになりました。そのような大きな動きの中で仕事をすることももちろんですが、国民や環境に対する安全を国の立場で考えること、海外へ出向き最新知見を収集して日本のために役に立つ情報を発信するということにやりがいを感じています。

大学で学んだことで、社会で役立っていること

率直に思うことは、研究室での研究活動を通じて得られた探求心と分析をする姿勢だと思います。社会に出ると、自ら考え、行動し、社会に対して貢献をすることが、どのような立場であっても求められることだと思います。その活動の中で、そのような探求心や分析力は、日々の研究業務だけでなく、自身に求められている役割を認識し、成果につなげるための原動力の一つであると思っています。研究室時代では、企業との共同研究を経験させてもらい、少なくない時間をかけて日々研究を行っていました。企業が相手ということもあり、半ば仕事のように当時は思っていたものですが、その経験も現在社会人として役に立っていることではないかと思います。

その他

大学の講義で学ぶことは、知識を増やすという点では重要かもしれません。でも実際は講義を受け持っている先生から受動的に学ぶものであって、なかなか自ら必要なことを勉強するということにはならないとも思います。私の大学生時代はお世辞にも優等生とは言えない学生でしたが、研究室に入ってから何のために勉強するのか、勉強するということはどういうことか、を教わったと思っています。社会人になってからは、特に自ら論文を探したり、書籍を読んだりすることによって、必要な知識を勉強することが増えました。これから大学に入る皆さん、既に大学で学ばれている皆さんも、そのようなことを少し意識してみると、学ぶことが飛躍的に楽しくなるかもしれません。

OBOGの声

浮田 啓悟さん
機械工学専攻
博士前期課程
2011年度修了

勤務先(企業名)

公益財団法人鉄道総合技術研究所

海外経験

国際学会発表による渡航2回

仕事のやりがい

磁界を利用した鉄道車両用給電システムの研究開発に携わってきました。解析でシステムの特性を掴むことができた時には、大きな達成感がありました。実用化にはまだ時間はかかりますが、引き続き研究開発を進めていきたいと思います。

大学で学んだことで、社会で役立っていること

大学では、磁気浮上の原理を用いた人工心臓の研究を行っていました。そこで得られた知識・考え方は今の仕事に非常に役立っています。

OBOGの声

修士(工学),知能システム工学専攻博士前期課程2011年度修了佐藤和輝さん
佐藤 和輝さん
修士(工学),
知能システム工学専攻
博士前期課程
2011年度修了

勤務先(企業名)

株式会社 本田技術研究所 4輪R&Dセンター EVパワーユニット研究

海外経験

EVスポーツ車両のポテンシャルをテストするために米国コロラド州で開催されるPPIHCというレースに挑戦しクラス2位, 総合3位の成績を残しました。
また、最新の他社開発動向を調査するためにパリモーターショーの視察や現地市場調査等を行いました。

仕事のやりがい

自動車業界は今まさに変革の時代の真っ只中にあります。
各国の環境規制の強化に対応するため、また社会的責任を果たすためにHONDAをはじめ世界中の自動車メーカーが電動化に大きく舵を切っています。
そんな中、私が担当しているEV車両開発は社運のかかった重要なプロジェクトでありプレッシャーを感じることも多いですが、新しい自動車社会を作り上げていくという大きなやりがいを感じています。

大学で学んだことで、社会で役立っていること

研究開発は全て「仮説→試験→解析→修正→仮説・・・」の繰り返しです。

この思考パターンをものにできれば仕事の効率が上がり成果も大きくなります。

大学では実際に自分の研究テーマに取り組む中でこれらを経験することができますので是非意識して積極的に学んでください。

その他

大学生活はこれまでに比べて自由な時間が増えるかと思いますので本気で打ち込める趣味を見つけてみるのも良いかと思います。

仕事ができる人は遊びも本気です。

私は学生時代にスノーボードに出会い、今でも冬になると週末はほぼ雪山に篭っています。

OBOGの声

博士(工学),生産科学専攻博士後期課程2004年度修了 修士(工学),機械工学専攻博士前期課程2001年度修了
小沼 弘幸さん
小沼 弘幸さん
博士(工学),
生産科学専攻
博士後期課程
2004年度修了
修士(工学),
機械工学専攻
博士前期課程
2001年度修了

勤務先(企業名)

独立行政法人 国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校

海外経験

国際会議での発表など

仕事のやりがい

学生たちが成長していく姿を見ることができること

大学で学んだことで、社会で役立っていること

何事にも柔軟に対応することの大切さ

その他

様々なモノを作ることによって生活が豊かになります。モノを作るために必要不可欠なのが機械工学の知識や技術です。機械工学科でいろいろなことを学んでください。

OBOGの声

植崎 圭人さん
博士(工学),
知能システム工学専攻
博士前期課程
2011年度修了
生産科学専攻
博士後期課程
2014年度修了

勤務先(企業名)

株式会社 日立製作所

その他

現在は日立製作所で、イギリスに新設予定の原子力発電所の系統計画業務を担当しています。
発電所の系統計画業務と言われても、なじみのない方が多いのではないかと思います。発電所の系統計画では、発生するエネルギー量、機器に生じる圧力、配管を流れる流体の流速などといった、発電所を設計・運転する上で最も基礎となるデータの作成、検討を行っています。系統計画で検討されたデータは、発電所全体の詳細設計を行うためのベースとなります。さらに、発電所の安全な運転にも大きく影響します。たった一つの数字であっても影響を及ぼす範囲はとても大きく、日々責任感を感じながら仕事を進めています。
私が関わるイギリスでの発電所新設は日立製作所にとって初めての試みです。世界中の会社、関係者と協力しながらプロジェクトを進めています。勿論私も例外ではありません。直近では、三ヵ月間海外に出張し、異なる文化、異なる言語の技術者と協力しながら大きなミッションを成し遂げました。海外の技術者と足並みをそろえ、課題に挑むことは簡単なことではありませんが、それ以上にやりがいと、新しい刺激と、自身の成長に満ちていると感じています。
現在の業務で求められている専門技術は必ずしも大学で学んだ技術とは一致していません。むしろ入社してから新しく身に着けた技術が大半です。しかしながら学生時代の苦労や試行錯誤、広げた技術知識と見聞は、新しい技術を学ぶための土台としてとても役立っています。また学生時代に多くの留学生と交流を持ち、彼らの国を歩いた経験は、今日様々な国籍の技術者と協力してプロジェクトを進めていくに当たり、貴重な経験と自信になっています。

人口増加の問題や、地球温暖化をはじめとする環境問題が深刻になる中で、安定した電力エネルギーの確保は多くの地域にとって共通の課題です。供給安定性、環境保全性、経済性といった観点から、原子力発電所は今後も重要な電源として活用が期待されています。私は原子力発電所の安全で効果的な運用を通して、将来の安定的な電力供給に貢献していきたいと考えています。